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Xterra レースレポ@滋賀県日野町

花小金井支部です。
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パソコンがクラッシュしてレポートが遅くなりました、すいません・・・

6月15日(日)滋賀県日野町グリムの森で開催されたXterra Japan 滋賀大会に参加してきました。今回のメンバーは炭素先生とNNG君。二人とも陸上選手としてもかつては世代トップクラスの実績を持ち、今期はJシリーズ・クロスカントリーでエキスパートクラスに昇格するほどの勢い。まあ、私とはバックグランドからその差は歴然ですね。その二人と前日に現地入りして試走する準備万端の体制!
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しかし、その前日入りが四日市での熱い夜を招き、レース当日の朝にはしっかりと二日酔いに・・・。同じだけ飲んだはずの炭素先生はしっかり元気で、私は早朝からコンビニで胃腸薬を買い求めるハメに。

今回のデュアスロンは最初に、トレイルラン(2km)⇒マウンテンバイク(10km)⇒トレイルラン(3km)の順番ですべて土の上での争い。
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まずは最初のトレイルラン(2km)
私は炭素先生のアドバイスで自分の走力無視のスタート2列目に位置取り、こっそりと周りに引っぱってもらう作戦。NNG君はフロントロー、炭素先生は私の後ろの3列目スタートで号砲一発!!
トレイルに入るまでに平地を走るのですが、『周りがはえ~!!』 200mぐらい行ったところで炭素先生に前に行ってもらい、この時点で心拍計が壊れるほど心拍が急激にあがり続けます。何とか持ちこたえて10位ちょっとでシングルトラックへ。その前にNNG君はトップでシングルトラックに入るのが見えて自分自身のモチベーションも心拍のごとく上がります!炭素先生も一桁順位でシングルへ!

穏やかな傾斜をイメージしてたトレイルランはシングルに入って、その印象が一発で覆されます。『これって登山じゃん??』上りは自転車では絶対上れないほどの斜度、下りは木に捕まりながらでないと降りれません。私の体だけ時が止まったかのように、他の選手は早送りのようにザクザクと私を抜いて行きます。
もう順位も判りません、もちろんNNG君も、炭素先生も見えません・・・。そんな自分にとっての登山2kmを終え、すでにヘロヘロになった体をトランジットに運びます。

これからマウンテンバイク(10km)
ここで順位を上げないとお話にならないので、さっそうと自転車にと思ったのですが、まずはギアの交換。キャップを脱いでヘルメット、ランシューズを脱いでSPD用バイクシューズ、グローブを着けてとなかなか忙しい。かなりタイムをロスしながら『やっぱり自転車は落ち着くな』と思い走り出したのですが、最初のランが思った以上に脚にダメージを・・・

ダブルトラック中心のコースですが下りはリズミカルに走ることが出来てなかなか楽しいコースです。しかも10人以上は抜いてきたので気分も心拍ほどではないですが上がってきます♪ 調子の良かったバイクパートも後半を迎えたところで、何やら見たことがあるジャージの選手が一人。
それも自転車を押して、長~い上りを駆け上がっていきます。追い抜きざまに声を掛けると、『チェーンが切れた!』その致命傷的な状況に反して明るい言葉を投げかけてきたのは炭素先生!しかもブレーキトラブルでリアブレーキも使えそうにない状態。そうとう長い距離をトホホな状況で押してきたと思いますが、何故かペースは私の完璧な状態のカーティスXCと変わりません??

上りはほとんど併走していたので、『実は自転車押したほうが速い?』と思い、降りて同じく自転車を押してみたのですが、これがツライ・・・倍以上はツライです・・・
で、再度自転車にまたがり、今度は下りへ。ここはコゲル方が速いです、『ゴメンナサイ』と思いつつ、炭素先生の前に。『10kmって意外と短いな~』と思いつつ、最後のランのために再度トランジットへ。

ここから最後のトレイルラン(3km)。
着替えて、ランの一歩を踏み出したとたん、『重い・・・』 足がだるくて重くて1stランのときよりかなりツライです。おまけに上りに入ると全く脚が前に出ません、ほとんどランというよりウォーク状態。キツクてキツクて歩こうと思っているとコースサイドで応援している子供たちが『ガンバレ~!!』と笑顔でやさしく応援してきます。すごくうれしいのですが、この死にそうな体には新手のイジメです・・・

そんな歩くようなペースで何人にも抜かれ、抜かれ、抜かれているときに、明らかに他の選手とは別次元のスピードで抜いていく選手が。見ると炭素先生!!
自転車6km以上押して、あのペースとは、感服です。しかし、感服していても私のペースは上がりません。その後も抜かれ、抜かれて、死ぬ思いでフィニッシュ!
そのフィニッシュ前の画像が下の管理人さんの投稿した画像ですね。(注:カーティス・ジャージはランで抜かれるのを見越して着てません・・・)

『マウンテンバイクで抜いた人、15人ぐらい』
『トレイルランで抜いていった人、カウントレス・・・』 こんなかんじの初デュアスロンでした。

リザルトはまだ正式に出てないので判りませんが、NNG君がデュアスロン初挑戦で見事6位!炭素先生もメカニカル・トラブルが無かったらそれに近い順位であっただろうと思うと少々残念です。私はおそらく後ろから数えた方が良いリザルトだと思います。
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総合は、オーストラリアのMTBナショナルチャンピオンのディラン・クーパー選手、2位に昨年度のXterra Japanチャンピオンの高橋選手、3位は元MTB全日本チャンピオンの野口選手とそうそうたる顔ぶれ。このようなトップの選手と同じ種目で競えたのは良い経験になったと思います。
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当日はカーティス・バイクスを応援していただき、ありがとうございました!
また、同行して頂きました炭素先生、NNG君お世話になりました。とても楽しく、充実した週末を過ごすことが出来ました、ありがとうございました!
by curtis-japan | 2008-06-21 15:10 | レース&イベント
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