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ピンク・フレームの紆余曲折

『ピンク??』
最初にこの言葉を聞いたときからいや~な予感がしてました。場所はとあるファミレスで第三の男との打ち合わせで、寒い冬の一日でした。
バイシクルクラブのロングターム用の車両のカラーをいざ決める段になって、まさかこの色で来るとは...
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ピンクが第三の男に似合うか?(これもかなり重要ですが...)という問題より、由緒正しい英国紳士で産業革命前の頑固親父のようなブライアン・カーティスに今まで作ったことが無いピンクを認めさせることが出来る?
それが最大の問題...難儀...

ええ、以前イギリスに行った時に色について話したんですよね、どんな色が好きかって。
「やはり落ち着いた色が良いよね」
とブライアン・カーティスが言うので、昔のモデルにあった明るい色のトロピカル・イエローのことを聞くと。
「若いライダーが好んで純正カラーにしたけど、どうしても好きになれないんだよね。だからすぐドロップさせたんだ!」
この言葉と強い語気が頭から離れず、明るい色のピンクと聞いた途端にフラッシュ・バックのように思い出すことに。

まあ、日本で考えていても埒があかないのでメールを。案の定、一週間経っても何~の返事もありません。ここまでは想定内。
なので、オーダーシートに書き換えてファックスを。それから一週間、やっと返事が!
「ちょっと時間が掛かるけど、やってみるよ」と。
嬉しさ反面、ちょっと時間が掛かるという箇所が引っかかりますが...。それから約3ヶ月経っても案の定、出来上がったとも何の連絡も来ません...でも、ここで急かすと逆に遅くなりそうだと、一抹の不安を胸にメールを出すと。
「溶接は終わった、あとはペイントだけなので一週間ぐらいで出荷できるだろう」と。
安堵の気持ちで受け取ったメールが、この後もまた苦労させられるとは...

よく“首を長くして待つ”という言葉を聴きますが、この言葉が本当なら花小金井支部の首は優に3mぐらいになっているでしょう。
あれから一週間待ってみましたが、出荷の案内が来ません。やっと来たメールには
「いつもペイントしているところで、納得出来る色が出ないので、他のペインターを探す」と。
このメールから何件かのペインターに色のサンプル・テストしたのですが、ブライアン・カーティス納得出来ず...ここでまた一ヶ月。
「イギリスで納得出来るピンク色が無い!」と。
今度はイギリス国外へ、納得出来るピンクを探す破目に。またまた探すのに一ヶ月程掛かかり、ついに
「オランダで見つけた!」
とのメール。*注、カーティスからのメールはテレックス時代のように異常にシンプルです。

こうしてエンドに“07MAR”と2007年の3月製造という意味を込めてスタンプしたピンク・フレームは3ヶ月という時差を持って、初夏の日本に届きました。

何が彼をここまで突き動かしたか、典型的な日本人の私にはさっぱり解らないのですが、一端凝りだすと止まらないというのがブライアン・カーティスだということを再認識させられました。
そのことは、私がカーティスというブランド、ブライアン・カーティスという人間を好きな要因なのですが、待って頂いているお客様のことを考えるとちょっと躊躇します。

皆さまも、もしピンク色のカーティスが走っているのを見たら、こんな苦労と時間が掛かっているんだと思い出して下さい!
最後に、カーティス純正色でしたら2ヶ月ぐらいで入荷出来ますので、ご安心を!!
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by curtis-japan | 2007-09-26 01:17 | トレイル・ライド | Comments(6)

雑誌掲載のお知らせ 『Bicycle Club』10月号

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9月20日(木)発売の最新号『Bicycle Club』10月号のP.124からP.125に“ショップスタッフのソコヂカラを拝見”でいつもお世話になっているナカザワジムの中沢店長さんがカーティスXC100に乗っているところがカラーで掲載されております。いつものように笑顔が素敵です、掲載ありがとうございます!
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また、こちらはモノクロでP.168からP.169に“CURTIS XC100 LONG TERM REPORT”で走れるライター墨崎大輔氏による、こちらもカーティスXC100のインプレを載せて頂いてます。モノクロ写真の中のピンク色を例えを駆使して言葉のみで説明する箇所は涙モノです...
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ぜひ、お近くの書店で確認、そして購入を!
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by curtis-japan | 2007-09-20 23:42 | 雑誌掲載&メディア | Comments(0)

雑誌掲載のお知らせ 『dirt』

issue66:最新号の 『dirt』 mountainbike magazine に“カーティスの35年”と題して
P.60~P.69の10ページに亘り特集されています。
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この記事を読めば、カーティスの歴史が全て分かるといっても過言でないほど、ブライアン・カーティスとのインタビューを含め非常に詳しく書かれています。写真もさすが『dirt』!めちゃくちゃ渋いです。

カーティス・ファンの人は必見!と言えるモノですが、残念ながらお近くの書店には売っておりません・・・
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現在のブライアン・カーティス@ワークショップ
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㊧35年前のブライアン・カーティスでモトクロス・フレームを溶接中
㊨ドリフトさせながらモトクロス・レースに参戦中のブライアン・カーティス
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㊧現サポート・ライダーのジョシュ・スラッター@ワークショップ近郊トレイル
㊨現行カーティス・ラインナップ@ワークショップ前
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㊧T45パイプetc@ワークショップ内
㊨トロフィーと現チーム・マネジャー、ビルダーのゲイリー・ウッドハウス@ワークショップ内
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㊧初期のBMXフレームとチーム・メンバー
㊨ブライアン・カーティスのモトクロス時代
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by curtis-japan | 2007-09-06 01:40 | 雑誌掲載&メディア | Comments(5)